人間観察!!新幹線シリーズ 2
こんにちは インフラソリューション部の鳥居です。
お盆の最終日に盛岡から大宮までの新幹線に乗ったときのことです。
席が全然取れなかったので、12:00発の各駅停車のやまびこの自由席に乗りました。
盛岡を出たときはガラガラだったのですが、駅に着くたびにたくさんの人が乗ってきて
あっという間に通路までいっぱいになりました。
離れた通路に親子が立っていました。母は30代ぐらい、子供は小学校低学年の男の子。
代わってあげようと思ったのですが、離れた所にいるし混んでいて席から立つ事もできない。
なにより席が1人分しかない。
しばらくして子供がぐずり始めたが、その言葉にびっくりした。言うことがすごい。
「このくそばばぁ」とか車内に響きわたる声で叫び始めた。母親は何にもいわずにだまって聞いていた。
ふと、3つ思うことが浮かんだ。
①なぜこの母親は周りの方に迷惑だから叫ぶのをやめなさいと諭さないのだろう?
②なぜ周りの大人は子供に対して母親にはそんなことを言ってはいけないと注意しないのだろう?
③なぜ周りの大人たちは席を替わってあげないのだろう?
親の教育方針なのかもしれないし、周りの人は全員が体調不良だったのかもしれない。
そんなことを思い巡らしていたら、子供はそのうち騒ぎ疲れたのか母にもたれ掛かったまま寝てしまいました。
私は『その子供が成長する機会を逃してしまったな』と思いました。
知らないふりをする人が多い世の中ですが、いけない事はいけないと言える人間になりたいですね。
きっと皆さんも心では思っていても行動にうつせないんですね。
私もその一人です。まだまだ修行が足りませんね。