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冬季八ヶ岳・編笠山~権現岳


マックシステム (2017.06.05 09:00) | メンバーの戯言|

こんにちは、システムソリューション部のS木です。

今年も既に6月になりましたが、昨年の冬も山に登りまくってました。

今回は、三月初頭に八ヶ岳の編笠山~権現岳を登った時の話です。

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観音平でビバーク(野営)し、編笠山を経由して権現岳へ

三ツ頭を木戸口方面に下山するルートです。

冬季の権現岳へは、5年ほど前に前三ツ頭方面から登っていますが、

今回のルートは初めて、どうなることやら?

 

初日は、JR小淵沢駅から幕営地の観音平まで徒歩で

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途中、武田信玄が整備した「棒道」を経由していきました(ほんの一部だけど)。

 

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途中何度も馬とすれ違いながら、街路樹のような林道を登っていきます。

 

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「ひかり苔」。夜になると光る?

 

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4時前には観音平に到着、今日のお宿です。

標高は1500m程度ですが、雪が無くってよかった。快適に眠れそう。

時間も早いので、明日の下山口を下見に、トレース(踏みあと)があることを確認。

 

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明日登頂予定の2山。左が編笠山で、右の木間に見えるのが権現岳。明日も晴れるといいな!

 

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今回の夜のお供。宿はぼろいが娯楽はいっぱいだ(笑)

 

翌朝は5時に出発。

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さすがに登山道は雪に埋もれている。

 

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途中、真っ白な雪面に夥しい血痕が!しかもどんどん量が多くなってる!事件か!?

いやいや狩り損なった鹿でしょう。明け方銃声がしていたような・・・。

 

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上へ上るに従い、雪は深く、傾斜はキツくなっていく。

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バックカントリーってこうゆうとこ滑るのかな~?僕はスキーをしたことが無いからわからないけど・・・。

 

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この斜面を抜ければ、山頂か!?

 

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まだ遥か先でした・・・。

 

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編笠山山頂に到着!右端に見えるのが次の目的地、権現岳だ!

 

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先週登った南アルプスの甲斐駒ケ岳。山頂より望む。

 

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うかうかしてはいられない。日が高くなる前に登頂しなくてはと、次なる権現岳を目指す。

雪はさらに深そうだ!

 

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雪に埋もれた「青年小屋」。営業はGW頃らしい。

 

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急斜面を直登して、ギボシ(左上のピーク)の稜線を目指す。

 

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ん、岩陰に何かいるぞ!

 

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カモシカだ!大声で呼んだら、こっちに振り向いてくれた(笑)

 

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稜線上は両側に切れ落ちたナイフリッジ!バランスを崩さないよう慎重に渡る。

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岩と氷のミックス帯。鎖は凍り付いて使えない・・・。

アイゼン、ピッケルを氷に叩き込んで通過する!!!

 

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雪の急斜面をトラバース(横断)。

日が高くなって雪が緩んできているのがわかる。神様、雪崩れませんように!

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足を滑らせたら、谷底まで真っ逆さまや・・・。

 

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再び稜線に出た。山頂はすぐそこ!

 

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権現岳山頂に到着。標識が倒れていた・・・。

何やら人が多いので、そそくさと退散。

 

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下山道はトレースでいっぱい。さっきの人たちはこちらから登ってきてたのね。

 

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さらば権現岳。また来るよ~(笑)

 

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あとはのんびり下山だなと思いきや、三ツ頭から木戸口方面のルートは人の立ち入った痕跡がまるでなし・・・。

昨日、登山口からトレースがあることを確認したはずなのに・・・。

腰まで雪に浸かりながら、ラッセル(雪を掻き分けて進む)開始!

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獣の足跡を道標に稜線上を進んでいきまが、何分体重が違うので体がズボズボ埋まっていきます・・・。

 

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ようやく稜線の側面に出ることができた!

稜線上は巨大な雪庇(吹き溜まりにできた雪の堆積)の連続だったようです。こりゃ埋まるわな(笑)

 

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ヘリポート跡に到着。ここから先はトレラン(山を走るやつ)のトレースがあってスムーズに下山できました。

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広大な牧草地沿いの林道を通って、小海線の甲斐小泉駅まで。

 

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途中で不思議な建造物を発見!宇宙船か!?

おしまい。