変化
昨年から総務主導で社内美化に努めて頂いたお陰で、
社内も随分と綺麗になった。
美化の感性に乏しい営業の机は、相変わらず散乱しているのだが・・・
備品を整理し、レイアウトを若干だが変更し、廃棄できる物は廃棄した。
社内緑化も進め、総務のセンスによる蘭ちゃん(小さな蘭)も来客を迎えてくれる。
小さな変化かも知れないが、不用品を見えない部分に仕舞い込み、
見た目だけを取り繕っていた頃より、遥かに居心地が良い。
率先して美化推進を頂いた総務には、心から感謝をしたい。
街並みを見てもそうだが、一見して雑多なところは、
ゴミも多く空気も悪いが、整然とした街並みには、ゴミも見当たらない。
人の心理や行動は、環境に左右されると言う事だと思うのだが、
私自身、成人した人間の成長や凋落に何が関係するかと聞かれれば、
それは「資質」=自分自身、だと言いきれる。
環境を選ぶのも自分なのだから、環境を嘆いても仕方がない。
よく非正規雇用者の待遇(冷遇)などをメディアで目にする事が多いが、
報道は彼らの待遇を悪としているが、決して企業が悪ではない。
現業に合致し、且つ合法な社内配置を適用しているだけでの話である。
「縛られたく」「時々長期で休みたい」「我慢出来ない」などと、
私に言わせれば、好き勝手に過ごしてきた結果、
非正規雇用を選択した結果の今なのに、
その責任を外に向けられても、何の情けも湧かない。
もちろん、一部では生まれ育った環境により、その様な状況に身を
置かなければならない方もいると思うが、
そもそも成人であれば、脱却の方法を見つけ、
自分で脱しようと思わない限り環境は変わらない。
「環境=与えられる」と考えず、「環境=見つける」「環境=変える」と考え、
自分の意思で踏み出すしかない。
勇気も必要だろうし、お金を必要になる時もあるだろう。
それでも必死に成そうとすれば、不思議と叶う事が多い。
しかし不思議な事でもなんでもなく、真に心で決めた事は、
知らず知らずに行動に現れるから、前に進んでいるのである。
悩む事は決してマイナスな事ではない。
悩んでも考えても結論を出せずに、
行動に移せない事が問題なのだと考える。
結果、昨日と何ら変わらない環境がそこにある。
今日も 「いつも明るく前向きに、希望を抱いて、素直な心で」
前に進んで行こうと思うのであった。
中村