和菓子男子始めました!
今日も一日お疲れ様です!
ITソリューション部の椎橋です。
最近、私の中で和菓子がブームになっております(笑)
きっかけは、「和菓子のアン」という本に出会ったのが始まりです。
デパ地下の食品売り場を舞台とした、日常系の推理小説です。
中でも、和菓子の由来や歴史、デザインなどが最も琴線に触れました。
今回は、今の時期にふさわしい和菓子をご紹介いたします。
まず、季節の花を題材とした和菓子です。
2品とも6月の代名詞となる花で、鮮やかなデザインが目を惹きます。
左は、テッセン(鉄線)をモチーフとした和菓子です。
江戸時代に中国から渡来した花で、着物の模様によく用いられるそうです。
控えめな藤紫色とデザインは、万人受けしそうな様相です。
右は、紫陽花をモチーフとした和菓子です。
角切りにされた透明の寒天が、各所に散りばめられています。
さながら天梅雨に濡れた花びらの様相で、2つの季節感を表現しています。
次に、水無月という縁起物の和菓子です。
6月の暦と同様のこの和菓子は、「和菓子のアン」にも出てきました。
三角形をしたデザインは、割れた氷をモチーフにしております。
また、小豆の色は魔よけになるという風習から、縁起物のお菓子には必ず添えられています。
京都では、氷の節句に半年間の厄払いとして、氷を食す行事があります。
しかし、昔は一般に出回らなかったため、代わりにこのお菓子で無病息災を願いました。
また、この行事は夏越祓(なごしはらえ)と呼ばれ、毎年6/30に行われます。
和菓子について調べていくうちに、システム設計に類似した側面があることに気づきました。
それは、コンセプトはそのままに、時代によって技術や道具などが変遷しているところです。
どちらも、時代にあったより良いものが構築され、提供され続けております。
私も時代の変遷に取り残されないよう、技術の練磨に日々励まねばと考えさせられました。
最後に・・・
一風変わった、東京名物の和菓子をご紹介いたします。
その名も「元祖東京カリーどら焼」です!
どら焼きの中にカレーペーストの餡が入っている、意外性のあるコラボです。
是非とも一度、ご賞味されてみてはいかがでしょうか♪